●「住み方」から考える
このように見ていくと、マンションと戸建てにはそれぞれのメリットとデメリットがあり、居住形態として明確な住み分けが可能な状況になってきたといえます。
マンションが戸建てに至るまでのつなぎ役という地位から脱却し、戸建て住宅とは別の独自の価値をもった居住形態であることが、正しく認識されつつあるのです。
今、「住む」場所ということの意味が、かつてのような単なる寝場所というものから、さまざまな生活への新しい付加価値を与える場所というものに変わりつつあります。
だからこそ、共用部分の充実や新しい生活提案が可能なマンションという住み方がより高く評価されるべきであると思います。
特に、防犯や地震対策などの安全面での付加価値は、住まうことの根本に関わる基本的な価値であり、マンションが戸建て住宅に比較してとくに優れた面としてより高く評価されるポイントであると考えられます。